給食の牛乳をお茶に変えたら、まさかの大量廃棄に
給食の牛乳を和食に合うお茶に変えたら、生徒たちが静かに反乱を起こしているらしい。
ことの発端
福岡市の一部の小中学校で、月に一度「牛乳のない日」が設けられた。この日は和食の献立に合わせて、牛乳の代わりに緑茶が提供されるという試みだ。
「和食には牛乳よりお茶の方が合うでしょ」という、教育委員会の粋な計らい。コスト削減が目的かと思いきや、実は牛乳の方が供給網が確立されていて安いらしい。あくまで、より調和のとれた食事を目指した結果とのこと。
生徒たちの静かなる抵抗
ところが、この試みは生徒たちから猛反発を食らうことになる。一部の学校では、普段の牛乳に比べて最大で20倍ものお茶が手付かずのまま残されたという。
どうやら、子供たちにとって緑茶の苦味はハードルが高かったようだ。まあ、そうなるよね。ニュース映像に映る子供たちの表情からも、礼儀正しく隠された「これはちょっと…」という感情が読み取れた気がする。大人が考えた「良かれ」が、現場では必ずしもうまくいくわけではない典型的な例かもしれない。🍵
次の一手と残された課題
ネットでも「子供が飲むお茶と言えば麦茶だろ」「そもそも子供が食事のペアリングなんて気にするか?」といった冷静なツッコミが相次いだ。
この反応を受け、福岡市教育委員会は秋からほうじ茶や麦茶も選択肢に加える予定だそうで、まだ諦めてはいない様子。しかし、問題は味だけではない。2022年に静岡市で同様の試みが行われた際は、栄養不足への懸念から1年半で中止になった過去がある。
福岡市側もその点は認識しており、カルシウムなどの栄養素を他の食材で補うとしている。でも、牛乳パック1本分の栄養とコストに匹敵する代案を見つけるのは、かなり難しい挑戦だろう。子供の成長って、大人が思うほど単純じゃないみたいですね。
