年末調整で損してない?海外の家族への仕送り、税金が戻ってくる話
年末調整で「扶養家族あり」に丸しただけじゃ、1円も得しませんよ。実はアレ、証拠が要るんです。
何が問題なの?
11月頃、会社から「年末調整」の書類が配られますよね。海外にいる親や兄弟に仕送りしてるから、と「扶養家族」の欄に人数を書いて提出。これで税金が安くなるはず…と思ったら大間違い。
自分も最初の2年間、これをやっていました。でも、給与明細を見ても税金は全然変わらない。おかしいなと思いつつ、まあこんなものか、と。でも、実際は毎年数万円も損してたんです。税務署は、あなたが「扶養してます」と自己申告するだけでは認めてくれないんですよ。
なんでこうなるの?
数年前にルールが厳しくなったのが原因です。昔はわりと簡単に通ったみたいですが、今は「本当にその家族を養っているのか」を証明する義務がこちら側にあります。
考えてみれば当たり前で、不正に控除を受けるのを防ぐためですね。だから、①「あなたとその人は本当に親族ですか?」という証明と、②「あなたからその人へ本当にお金を送りましたか?」という証明、この2つがセットで必要になるんです。どっちか片方だけじゃダメ。
じゃあ、どうすればいい?
必要なのは「親族関係書類」と「送金関係書類」の2種類。毎年、年末調整のタイミングで会社に提出します。
「親族関係書類」というのは、例えば母国で発行された戸籍謄本や出生証明書など。もちろん、日本語の翻訳も添付する必要があります。これは一度用意すれば、基本的には使い回せます。
問題は「送金関係書類」。これは、扶養する家族一人ひとりに対して、「その年に送金した」という証明が要ります。銀行の海外送金控えや、家族が使うクレジットカードの利用明細などがこれにあたります。毎年、送金のたびにちゃんと保管しておくのが大事。
この書類集め、正直ちょっと面倒です。でも、年収や扶養人数によっては、所得税と住民税合わせて年間5万〜10万円くらい変わってくることも。一度やり方を覚えれば、あとは毎年繰り返すだけ。手間をかける価値は十分にありますよ。☕
